検査項目一覧 Inspection Items
お探しの検査項目はどれですか?
がん検査・腫瘍マーカー検査
腫瘍マーカーってなに?
がんには多くの種類がありますが、中には腫瘍(しゅよう)マーカーと呼ばれる、そのがんに特徴的な物質を産生するものがあります。そのような物質のうち、体液中(主として血液中)で測定可能なものが、いわゆる「腫瘍マーカー」として臨床検査の場で使われています。
腫瘍マーカー(しゅようマーカー)とは、正常細胞でほとんど産出されず、腫瘍細胞特異的に産出される物質、または腫瘍細胞が生体内にあることによって産出される物質と定義されています。
一般に腫瘍マーカー(しゅようマーカー)はがん以外の病気でも異常値をとることがあり、臓器特異性(臓器を特定すること)に弱いので、最終的な診断には医師による診察や他の臨床検査等による総合的な判断が必要となります。
- ペプシノーゲン検査、ピロリ菌検査は腫瘍マーカー検査ではありません。
検査項目
ピロリ菌検査・ペプシノーゲン検査
ピロリ菌検査とペプシノーゲン検査の違いって?
ピロリ菌検査では、胃がん・胃潰瘍の原因となるピロリ菌の有無を調べます。それに対しペプシノーゲン検査では、胃粘膜の萎縮度を調べることで胃がんリスクを検査します。
また、ピロリ菌の有無と委縮性胃炎の状態の二つの検査結果を組み合わせて、胃がんになりやすい状態かどうか4段階で分類する方法がABC分類です。